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6/10-14 吉野翼企画「阿呆船-初演版-」に出演します。

来週より、こちらの舞台公演に出演いたします。
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第14回岸田理生アバンギャルドフェスティバル
リオフェス2020
【寺山修司幻想実験劇三部作連続上演企画・第二部】
吉野翼企画
女群音楽劇『 阿呆船 -初演版- 』
作 寺山修司  台本協力 岸田理生
脚色・構成・演出 吉野翼

-天動説に目を射られ、地動説には釘を打ち、身は囚われて船底に、人動説の時を待つ…!-

●日時 2020年6月10日(水)~14日(日)
6月
10日(水)19時30分~
11日(木)19時30分~
12日(金)14時~・19時30分~
13日(土)14時~・19時~
14日(日)13時~・18時~
全8回公演予定
※整理券の発行は開演45分前 開場は開演30分前となります。
※前売り・予約のお客様の入場が優先となります。

●会場 バルスタジオ
地下鉄都営三田線「高島平駅」東口より徒歩3分
〒175-0082 東京都板橋区高島平8-15-10 パレット高島平B2

●石井扱い予約
●チケット料金 
前売り¥3800  当日¥4000

すでにご予約下さった方もいらして、本当に本当に、ありがとうございます。
様々な対策をし、本番を迎える準備をしています。
以下、公式の発表文より抜粋、許可を得た部分個人的に追記しご説明します。

・出演者全員マスク着用のマスク仮面劇です。見た目の加工は施し、見た目ではわからない役もありますが、台詞のある役は不織布マスクを着用します。
・開場中から本番中まで、「除菌の阿呆女」という役が会場を除菌します。
・3回の休憩が入ります。本編上演中も客席の明かりを消さないので、途中入退場が可能です(申し訳ありませんがその場合のチケット代返金はないと思われます。)
・上演中も常に大換気扇を回し、空気清浄機を稼働します。(現時点ではコロナウィルスへの有効性・有人空間への噴霧に対する安全性が確認されていないとの一部報告があったため次亜塩素酸水は使用致しません。)
・客席数は120満席から50席に縮小しています。
・お客様もマスクの着用を必ずお願いします。入場時に体温測定があります。
・お支払いは当日清算のみです(ロードマップに従い、ステップの状況次第ではまだ上演が出来ない可能性も0ではないので、キャンセル返金が発生しないようにするためです。)現金か、Paypayが利用可能です(Paypayマネーライトは使用不可なので、銀行口座との紐付けなどが必須です。ご利用予定の方は事前にご確認をお願いします。)
・ご予約の段階で、ご来場の方のご住所、本名、お電話番号を念の為お聞きしております。複数枚ご予約の方はお連れ様のその情報も必要です。
・お飲み物の会場持ち込みがOKです。ペットボトルなどふたつきの飲み物でお願いします。アルコールは不可です。
とはいえ、マスクを外して飲んでいただくことにはなりますので、、周囲にご配慮をお願いいたします。
・インターネット配信でも観劇できるようシステムを調整中です。近日中に発表します。(有料になると思われます)

その他の対策、以下の発表文をお読みください。これらの発表は、今後の情勢、ニュース次第で更新の可能性があります。
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緊急事態宣言が解除されましたが東京アラートが発動されており油断はならないですが、こんな早いタイミングで劇場にお客さんを呼んで観劇していただく、というのは、色々なご意見があると思います。
嬉しいと言っていただける方もいるし、まだ不安ですそんなの、という声ももちろんあると思います。

今回のブログは長くなりますが、てかすでに長いですが、3月末から私が考えていることをできる限り、本番前に記しておきたくて、更新します。


外出自粛が始まりこのような状況の中、私にはまず、5月末に出演を予定していた舞台の上演延期・振替未定、という事が起きました。
こんなこと初めてでした。
顔合わせも出来ておらず、初めて出演する予定だった団体さんで。本を読んで、そしてこの演出家さんとぜひご一緒したいと思い、参加を決めたのに、情報公開前にこのような決断となってしまいました。
その日の夜、演出家さんから電話が来まして少し話しました。悔しいのだけどそれよりも、ポッカリと身体に穴が空いた感覚でした。
偶然にもその次の日に北川大輔くんのTwitter投稿を見つけすぐに連絡し、「未開の議場 -オンライン版-」に出演させていただけることになりました。
ここでまだ観られます  (通常版と英語字幕版)

それが3月末。
4月中旬に生配信という、かなり早めの段階で今色々な方が作って発信しているオンライン演劇に参加できたこと、そしてあのメンバーで試行錯誤しながら素晴らしい(自画自賛しちゃうけど)作品を作れたことは本当に嬉しいことで、今もこれからもその影響は大きく私の人生に関わってくると思っています。

しかしその少し前には、4月頭開催予定だったDJイベントが中止になり、その会場であるライブハウスが営業停止になりました。

その頃ももちろん、今回の「阿呆船 -初演版-」は上演に向けて動いていました。
4月末に主宰の吉野さん含め、レギュラーで出ている何人かとオンラインで話したときに、
・全員マスクを付けた仮面劇にしようと思っている
・消毒の阿呆女が常にいる
という話を聞き、ああ、寺山修司さんのこの本ならそれは可能だし、それによって観劇意欲をそがれることは(演出役者が頑張れば)ないな、と思いました。

「阿呆船」という作品は、ミシェル・フーコー「狂気の歴史」を題材にしています。
その中に、「阿呆船」というワード、描写が出てきます。(Wikipediaにも載ってます)
ちなみに「阿呆船」は「寺山修司幻想実験劇三部作」の第2部で、第1部が昨年私も出演した「疫病流行記」です。
コロナ禍で売れてる小説に「ペスト」が上がっていますが、「疫病流行記」のモデル題材の一つはペストが蔓延した時代です。
今ツイッターなどで「阿呆船」で検索をかけると、私達の宣伝も出てきますが、やはり「狂気の歴史」の話題をしている人を見つけます。
1976年の作品ですが、2020年コロナ禍の現在に、繋がるものがとてもあると思っています。

この作品なら、6月でもやれる、と私は判断しました。
「やれる」というのは、不安を煽らずお客さんにも見てもらえる意味がある、という意味ももちろん含んでいます。

昨年上演の「疫病流行記」は期間限定でYoutube下記URLから観られますので良かったら見てみてくださいませ
映像クオリティ高くてかっこいいよ↓

テレビで先日、とあるドラマ脚本家の方が「以前と同じラブシーンは描けない(ソーシャルディスタンス的に)」というお話をされていまして、それは演劇も同じで。4月の私は、今までと同じラブストーリー、ハートウォーミングな物語は、今劇場で観劇してもらった際に素直に受け取ってもらえるだろうか、という不安がありました。今でも緩和されたものの、やっぱりあります、不安。
例えばもしその頃に、5月に出演予定していた脚本で、緊急事態宣言解除されたのでやります、という連絡が来たら。
私は慎重に言葉を選びつつも、今じゃないと思います、とお伝えしていたと思うのです。
この1.2ヶ月で、私たちの周りの状況は信じられないくらい変わってしまいました。
そんな中、この「阿呆船 -初演版-」という作品だから、参加を継続することを私は決めました。

4月にオンライン演劇に参加でき、6月に劇場公演をこの「阿呆船 -初演版-」でやらせていただけるであろう私はかなりいいタイミング・機会を続けて戴いていると思っております。
オンライン演劇「未開の議場」は、予想を遥かに上回る演劇体験でした。
終わった瞬間に家でリアルでは一人ぼっちになる、という寂しさはあって、「見たよ」と連絡をくれた友人に思わず即座に電話してしまったりしたけども笑、でも、ちゃんと演劇だったと感じてくださるお客さんがたくさんいて、私も出演者みんなも演劇だった実感があって、すごく安心しました。
でも同時に、劇場には戻りたいとも強く感じました。
お客さんの感想の中に、オンライン演劇は「カニカマだ」という言葉があって、なるほど言い得て妙と思ってるのですが、
(私はカニカマ好きでカニも好きです)
お客さんの娯楽の選択肢がこの状況下で増えたことは、純粋に良いことだと思っているんですよね。
でも、やっぱりリアルに友人や仲間、人に会えたら、良いこともたくさんある、という事実もあって。
私は演劇をやっているし、DJもしているし、ライブもかなり頻繁に行くほうなので、生じゃないと味わえない素晴らしさがあると信じているし、その選択肢はなくしたくないです。
しかしこの状況下ではやっぱり不安がたくさんある。
「阿呆船 -初演版-」はその不安を払拭し逆手に取って演出に組み込むことに無理がない、むしろ面白くなる要素が詰まっている本に吉野さんが再構成し、きちんと許可もいただいています。
だから、今できるしやるべきだ、観てもらえたら非常に嬉しいし損はさせまい、という気持ちで、ここまで来ました。

しかしです。
ご家族のことを考えれば劇場の観劇は怖い、とか、結局劇場に行くまでの道のり、交通手段が不安とか、
どうしたって私達だけでは解決できないこと、それぞれのご事情があると思っています。
できることならば劇場で観ていただけたら本当に嬉しいし、正直まだ50席予定の客席はかなり余裕がある状態です…。
どうしても無理な方のためにインターネット配信も予定していますが、、、
でも。
やっぱり劇場で観ていただくほうが面白いのだ、演劇なんだから、1人でも、お客さんが来場してくださるならばその方のために、と思いながら稽古しております。
先日DJも配信イベント参加させて頂いて、楽しかったけどやっぱり、直接同じ場で楽しめる日が早くきたら良いなと感じました。
様々なご事情が大丈夫で、気をつけて劇場に足を運んでいただけるのであれば、もうそれは、心からありがたく嬉しい事です。共に楽しんでいただけるよう頑張ります。

この状況になって、私の周りの演劇人も、それぞれ色々な選択をしたはずです。
オンライン演劇をやってみた人、そうではないけれど、配信という形で色々な作品を発表・プロジェクトしてる人、表向きは何もしていなくても、次劇場でお客さんと出会える日のために水面下で動いている人、、
色々あるけれど、みんな劇場に戻りたい気持ちは一緒なんじゃないかな、と私は思ってます。

吉野翼企画「阿呆船 -初演版-」は、恐れ多くも今できる劇場演劇の、一つの形だと思っています。
私達が「未開の議場 -オンライン版-」を配信したあとに(もちろんそれ以前以後のたくさんの作品が発表されるたびに)、じゃあこういうのもできるかも、こういうのはどうかな、と広がっていったように、
また劇場でお芝居を観るいろいろな形が広がったらいいな、という希望も恐れながらほんの少し込めて、
来週、高島平バルスタジオにて、私たちはお待ちしております。


2ヶ月半の思いを綴ったら長くなりすぎてしまいました。
ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。
また、直接あなたとお会いできる日が近い将来来ますように、こころから願っています。
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by mai_141 | 2020-06-04 03:20 | 2020年出演舞台 | Comments(0)

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